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排尿時の痛み・残尿感

排尿時の痛み

排尿時の痛みとは

おしっこをした(排尿)時に、下腹部もしくは尿道がいたいという症状です。痛みの種類は、軽い違和感から、急にシクシクと痛むものから、血尿(尿に血が混じる)、残尿感(おしっこが全部出ていない感覚がある)、頻尿、尿が出にくいなどの症状の場合も多くあります。

原因

おしっこをしたときに下腹部が痛む主な原因は、細菌の感染による炎症(膀胱炎、前立腺炎、尿道炎)です。中には、婦人科の病気が原因のこともあります。尿の出始めに痛む場合は、性器ヘルペス、クラミジア尿道炎、淋菌性尿道炎などの性感染症が疑われ、尿の出終わりに痛む場合は、尿路結石、膀胱炎や前立腺炎が原因となっていることが考えられます。また、排尿時に痛みが続く場合は、様々な原因で尿道が狭くなっているケースなども考えられます。

なかなか治りにくい病気の可能性もありますので、排尿時の痛みはすぐに婦人科にご相談ください。

残尿感

残尿感とは

あなたは、おしっこの後でスッキリしていますか?

おしっこをした(排尿)後も、尿が出きっていない・残っているという感じがある症状です。排尿を行った後も実際に尿が膀胱に残っているのを「残尿」とよびますが、残尿感は実際の残尿のあり、なしとは関係なく出てきます。実際に尿が残っていることは少なく、尿を出すための膀胱の働き正常であることが多いです。残尿感があるために、頻繁にトイレに通う「頻尿」の症状も同時に起きる場合が多くあります。

残尿感の原因

残尿の原因は大きく2つに分けられます。

  1. 炎症にともなって出てくる場合
    典型例は膀胱炎です。女性は男性と比べて尿道が短く、尿道口の近くに腟と肛門があるため、大腸菌などの細菌が進入して感染しやすいからだの構造となっています。適切な抗菌薬による治療で症状がなくなりますが、しっかり治療しないと慢性膀胱炎となることもありますので、婦人科にご相談ください。
  2. 炎症がはっきりしないのに出てくる場合
    女性でははっきりした炎症がないにもかかわらず、残尿感がでてくることは珍しいことではありません。
    原因となる病気を見つけ出すことが難しく、更年期の症状の一つとして出てくることもあります。過活動膀胱などの病気の可能性もあります。
    当院では様々な可能性を検討しながら診察いたします。

診断

尿検査、血液検査、超音波検査

治療法

検査結果を総合的に判断して、治療法を決定します
(例えば、膀胱炎なら抗生物質の投与を行います。)

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