無月経(月経が止まった)
無月経(月経がとまった)とは
妊娠中や授乳中は無月経になりますが、それは自然なことです。妊娠していない、閉経を迎える年齢(平均で50歳~51歳)でもないのに毎月の月経が無いことを無月経といいます。医学的には、「3ヶ月以上月経が来ていないこと」が無月経の定義とされています。とはいえ、本来ならば1ヶ月でも月経が飛んだら、妊娠やホルモンバランスの崩れや病気のおそれもありますので、婦人科で相談した方がよいでしょう。
妊娠中などの「正常な無月経」ではない、問題のある無月経には、
- 原発性無月経
初潮が来るべき年齢になっても来ていない状態のことをいいます。満18歳になっても月経が来ていない状態をいいます。 - 続発性無月経
初潮が来た後に妊娠や閉経以外の何らかの理由で月経がとまってしまうもので、誰にでも起こり得る無月経です。
の2種類があります。
発症の原因
ストレスによる心因性や、無理なダイエットによる摂食障害や急激な体重減少性、激しいスポーツが原因によるものなど様々な原因が考えられます。また、甲状腺や子宮の病気などが原因となっていることもあります。放置しておくと妊娠しにくい体となる原因となることもありますので、1ヶ月でも月経が来ないことがあれば、婦人科に相談してください。
診断
月経不順と同様
治療法
検査結果を総合的に判断して、治療法を決定します。