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不妊症の治療

原因が見つかるといよいよ治療ができます。

  1.  原因1に対する治療
    ・排卵しない場合は、排卵誘発剤の内服治療や注射療法をします。
    ・BBTの高温期が短い時(黄体機能不全の時)には、やはり内服治療や注射療法で妊娠できます。
  2. 原因2に対する治療
    ・閉塞部を開通させる卵管鏡下卵管形成術(FT)もありますが、手術できる病院が少ないため、主に体外受精を施行致します。
  3. 原因3に対する治療
    イ)乏精子症、精子無力症→まず「人工授精」がファーストチョイスです。繰り返し施行しても妊娠しない時は「体外受精」を施行します。それでも妊娠しない時は「顕微授精」へステップアップ致します。ただし、重症例には最初から「体外受精」や「顕微授精」をすることもあります。
    上記治療が主ですが、当院では補助的に漢方(補中益気湯)とカルナクリン内服を併用致しております。

    ロ)粘性精液→良い薬剤がないので「人工授精」を施行いたします。当院の人工授精は重層密度勾配法による人工授精ですので、粘り気のある精漿や細菌、死んだ精子、動かない精子、妊娠阻害物質を取り除き、運動性のある良好な精子のみを選別でき、安全で妊娠率の向上が期待できます。

    ハ)膿精液症→御主人に抗生物質を内服していただきます。さらに細菌を取り除く目的で「人工授精」をお勧め致します。

費用について

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