無排卵月経とは?原因・症状・治療法まで詳しく解説|将来の妊娠にも影響する可能性も
毎月生理が来ているからといって、安心していませんか?出血があっても排卵が起きていない「無排卵月経」の可能性があります。自覚しにくいために放置されやすく、不妊症や子宮体がんなどのリスクを高める恐れがあります。
この記事では、無排卵月経の症状や原因、検査方法から治療法まで、医師監修のもとわかりやすく解説します。自分の体を理解し、将来に備えるための第一歩として、ぜひ参考にしてください。
橋本駅南口から徒歩1分の長谷川レディースクリニックでは、生理不順やPMS(月経前症候群)など、女性特有の症状に関するご相談に加え、男性不妊に関する検査・治療にも対応しています。経験豊富な専門医が、一人ひとりのお悩みに寄り添いながら、適切な医療サポートを提供いたします。
また当院では、神奈川県相模原市・淵野辺駅から徒歩2分のソフィアレディスクリニックと連携し、婦人科および不妊治療においてスムーズな連携体制を構築しています。検査結果や治療方針の共有により、患者さまにとって安心かつ効率的な診療環境をご提供いたします。
無排卵月経とは?排卵を伴わない月経様出血のこと
無排卵月経とは、排卵が起こっていないにもかかわらず、月経のような出血(月経様出血)が見られる状態です。通常の月経は、排卵後に子宮内膜が剥がれることで起こります。無排卵月経は排卵が行われないままホルモンの作用によって子宮内膜が厚くなり、一定の厚さに達すると自然に剥がれて出血が起こります。
月経様出血は、見た目は通常の生理とほとんど変わらないため、自分では無排卵に気づかないことも多いです。毎月生理があっても妊娠しづらい場合、検査によって無排卵月経が発見されるケースもあります。「生理が来ている=排卵している」と思い込むのは危険です。
無排卵月経は放置すると不妊の原因になるほか、ホルモンバランスの乱れが長期化することで健康リスクにつながる可能性もあります。気になる症状がある場合は、早めに婦人科を受診して正確な診断を受けることが大切です。
無排卵月経を理解するための3つの重要ポイント
無排卵月経について正しく理解するために、以下の3つのポイントをご紹介します。
- 無排卵月経と通常の生理の違い
- 無排卵月経の主な症状と見分け方
- 無排卵月経がもたらす不妊や将来の健康へのリスク
無排卵月経と通常の生理の違い
無排卵月経と通常の生理の大きな違いは「排卵の有無」です。排卵があるかどうかで妊娠の可否が異なります。排卵が起きる通常の生理では、脳からのホルモン指令により卵巣から成熟した卵子が放出され、子宮内膜が妊娠に備えて厚くなります。妊娠に至らなかった場合、厚くなった子宮内膜が剥がれ落ちて出血します。
一方、無排卵月経では排卵が起こらず、卵胞ホルモン(エストロゲン)の作用によって子宮内膜が徐々に厚くなります。一定の厚さに達すると自然に剥がれて出血します。見た目は月経と似ていますが、排卵を伴わないため妊娠はできません。
無排卵月経の主な症状と見分け方
無排卵月経では、以下の変化が現れることがあります。
- 生理周期の不規則化:20日周期になったり、40日周期になったりと周期が一定しない
- 出血量の変化:出血が極端に多くなったり、反対に少なくなったりする
- 生理痛の変化:痛みが強くなったり軽くなったり、全く感じない場合もある
- 基礎体温の一相性:低温期と高温期の差がなく、体温が一定のまま推移する
症状は他の婦人科疾患でも見られるため、自己判断は危険です。月経周期の乱れは子宮筋腫や子宮内膜症、出血量の変化は子宮頸がん、生理痛の変化は感染症や内膜症などの可能性も考えられます。気になる症状がある場合は、早めに婦人科を受診し、基礎体温測定やホルモン検査などで正確な診断を受けることが重要です。
無排卵月経がもたらす不妊や将来の健康へのリスク
無排卵月経による大きなリスクは不妊であり、妊娠を希望している方にとっては、早期の診断と適切な治療が重要です。エストロゲンが過剰に分泌されると子宮内膜が必要以上に増殖し、将来的に子宮体がんを発症する可能性も高くなります。
子宮体がんは子宮内膜から発生するがんで、初期段階では目立った症状が現れにくいため、早期の発見が重要とされています。エストロゲンが長期間不足すると骨密度の低下を招き、骨粗鬆症のリスクも高まります。骨粗鬆症は骨が脆くなり、骨折しやすくなる病気で、閉経後の女性に多く見られます。
無排卵月経によるエストロゲン不足が続くと、若年層でも骨粗鬆症を発症する可能性があります。
無排卵月経の主な4つの原因
無排卵月経の主な原因としては、以下の4つが挙げられます。
- 生活習慣の乱れ
- 多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)
- 早発卵巣不全(POI)
- その他のホルモン異常
生活習慣の乱れ
日常生活の乱れは、ホルモンバランスに大きな影響を与えます。思春期はホルモン分泌が安定せず、月経周期が整いにくいため、一時的に無排卵月経が起こることがあります。多くは一過性ですが、長期間続く場合は医療機関への相談が必要です。
不規則な生活や睡眠不足、過度なダイエット、激しい運動などは、ホルモンの分泌リズムを乱し、排卵を妨げる要因です。生活リズムの乱れは視床下部や下垂体などのホルモン分泌を司る脳の機能に影響を与える可能性があります。過剰な運動も女性ホルモンの分泌を抑制し、排卵を妨げる原因となるため注意が必要です。
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS:Polycystic Ovary Syndrome)は、卵巣内に10個以上の小さな卵胞が形成される状態です。卵胞が成熟せず排卵が起こりにくいため、無排卵月経の代表的な原因の一つです。男性ホルモンの過剰分泌で、多毛やにきびなどの症状がみられることもあります。
インスリン抵抗性を伴うケースも多く、将来的に糖尿病などの生活習慣病リスクを高める可能性があるため、早期の診断と治療が重要です。
早発卵巣不全(POI)
早発卵巣不全(POI:Primary Ovarian Insufficiency)は、40歳未満で卵巣機能が著しく低下する状態です。卵巣内の卵子数が減少し、排卵が不規則になったり起こらなくなったりするため、無排卵月経につながります。POIは不妊の原因の一つであり、若い女性でも妊娠が難しくなる深刻な状態とされています。
POIの原因は、遺伝的要因や自己免疫疾患、環境要因などが考えられます。
その他のホルモン異常
無排卵月経を引き起こすホルモン異常には、PCOSやPOI以外にも多岐にわたります。母乳の分泌を促すプロラクチンが過剰に分泌される「高プロラクチン血症」は、排卵を抑制して無排卵月経を引き起こすことがあります。脳下垂体に腫瘍ができることも無排卵月経を引き起こす原因の一つです。
甲状腺ホルモンの異常も月経周期に影響します。甲状腺ホルモンは代謝を調節する働きを持ち、生殖機能にも関与しています。甲状腺機能の低下は排卵を妨げ、無排卵月経の一因となることがあります。強いストレスもホルモンバランスを乱す大きな要因です。ストレスは、視床下部からのホルモン分泌を抑制し、自律神経のバランスを崩すことで排卵を阻害します。
ホルモン異常の有無は血液検査で確認できるため、無排卵月経が続く場合は早めに婦人科を受診し、正確な検査と治療を受けることが大切です。
無排卵月経の検査・診断方法
無排卵月経の診断に行われる検査方法は、以下のとおりです。
- 基礎体温によるチェック
- 血液検査によるホルモン評価
- 超音波検査による卵巣・子宮の観察
- 医師による問診と総合的な診断
基礎体温によるチェック
基礎体温は、毎朝起床して体を動かす前に測定する体温です。継続的に記録することで、ホルモンの変化による体温のパターンを把握できます。通常の月経周期では、排卵前の低温期と排卵後の高温期があり、二相性のパターンが見られます。無排卵月経の場合は高温期が現れず、体温がほぼ一定の「一相性」になることが多いです。
体温は睡眠不足やストレス、測定誤差などによっても変動するため、基礎体温表のみで無排卵月経を確定診断することはできません。あくまで目安として活用し、異常が続く場合は医療機関での検査を受けることが重要です。
血液検査によるホルモン評価
医療機関で行われる血液検査では、エストロゲンやプロゲステロンなどの女性ホルモン量を測定します。ホルモン値を調べることで、卵巣機能の状態やホルモンバランスの乱れを客観的に把握できます。プロゲステロンの値が低い場合は排卵が起こっていない可能性が考えられます。
超音波検査による卵巣・子宮の観察
超音波検査では、腟内にプローブと呼ばれる器具を挿入し、卵巣や子宮の状態を直接確認します。卵胞の大きさや数、子宮内膜の厚さなどを観察することで、排卵の有無や子宮内膜の成熟状態を評価します。多嚢胞性卵巣症候群の場合は、卵巣内に複数の小さな卵胞が並ぶ特徴的な画像所見が確認されます。
医師による問診と総合的な診断
診察では、医師が月経周期の規則性や出血量、生理痛の有無、妊娠希望の有無などを詳しく聞き取り、無排卵月経の可能性を探ります。生理周期が不規則な場合や、1年以上避妊をしていないにもかかわらず妊娠に至らない場合は、無排卵月経の可能性が高いと考えられます。
無排卵月経に対する4つの主な治療法
無排卵月経の治療法を、以下に4つ解説します。
- 生活習慣の改善:ストレス管理・食生活・運動の見直し
- ホルモン療法(HRT):低用量ピル・排卵誘発剤による治療
- 漢方薬による体質改善治療
- その他の治療法:手術療法・ホルモン補充療法(HRT)など
生活習慣の改善:ストレス管理・食生活・運動の見直し
無排卵月経の原因がストレスや生活習慣の乱れにある場合、薬を使う前に生活環境を整えることで改善が期待できることがあります。日常の中でできる以下の3つのポイントを意識しましょう。
- ストレス管理
- 食生活の改善
- 適度な運動
アロマテラピーや瞑想、ウォーキング、音楽鑑賞など、自分がリラックスできる方法を見つけましょう。家族や友人と過ごす時間や、趣味に没頭することも大切です。栄養バランスの良い食事は、ホルモンバランスを整えるうえで欠かせません。プロゲステロンの生成を促進するビタミンB6や貧血予防のための鉄分は、意識して摂取しましょう。
ウォーキングやヨガ、軽いジョギングなどの運動は、血行を促進し、ストレスの軽減やホルモンバランスの改善につながります。激しすぎる運動はストレスホルモンの分泌を増やし、ホルモンバランスを乱すことがあるため注意が必要です。
ホルモン療法(HRT):低用量ピル・排卵誘発剤による治療
生活習慣の見直しだけでは改善が難しいケースや、妊娠を希望している方は、ホルモン補充療法(HRT:Hormone Replacement Therapy)が選択される場合があります。HRTは、不足しているホルモンを補充したり、ホルモンバランスを整えたりすることで、排卵を促進する治療方法です。
低用量ピルは、卵胞ホルモンと黄体ホルモンの両方を含んでおり、ホルモンのバランスを整えて月経周期を安定させる効果が期待されます。妊娠を望まない方に適した治療法で、副作用として、吐き気や頭痛、乳房の張りなどが見られることもあります。副作用は服用を継続するうちに症状が軽減するケースが多いです。
排卵を促すために使用される薬剤です。排卵誘発剤には、以下のような種類があります。
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薬剤名 |
分類 |
主な効果 |
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クロミフェン |
内服薬 |
排卵を促進する |
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レトロゾール |
内服薬 |
卵胞の発育を促す |
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ゴナドトロピン |
注射薬 |
排卵を誘発する |
ゴナドトロピンは卵胞の成長と排卵をサポートし、体外受精(IVF:In Vitro Fertilization)の際にも、卵巣刺激を目的として使用されることがあります。
漢方薬による体質改善治療
漢方薬は、身体全体のバランスを整えることを重視した治療法であり、西洋医学とは異なるアプローチで無排卵月経の改善を目指します。体質や症状に合わせて処方内容が異なるため、医師や漢方専門医との相談が重要です。冷え性や貧血、ストレスなどが原因でホルモンバランスが乱れている場合、体を内側から整えることで排卵リズムの改善が期待できます。
代表的な漢方薬としては、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)、加味逍遥散(かみしょうようさん)、桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)などが用いられることがあります。
その他の治療法:手術療法・ホルモン補充療法(HRT)など
無排卵月経の原因が子宮筋腫や卵巣嚢腫などの器質的疾患による場合は、外科的手術が必要となることがあります。原因疾患を取り除くことで、排卵機能や月経周期が改善する可能性があります。POIが原因の場合には、ホルモン補充療法や排卵誘発剤の使用が検討されます。
無排卵月経に関するよくある質問
無排卵月経について、多くの方が疑問に感じやすい代表的な質問について、以下を解説します。
- 生理があるのに無排卵月経になることはある?
- 無排卵月経でも妊娠はできる?
- 何科を受診すればいいの?
- 無排卵月経を放置するとどうなるの?
- 無排卵月経は自然に治ることはある?
- 排卵誘発剤には副作用がある?
- 無排卵月経のセルフチェックはできる?
生理があるのに無排卵月経になることはある?
生理が来ていても排卵が起きていない「無排卵月経」は存在します。通常の月経は排卵後に子宮内膜が剥がれて出血しますが、無排卵の場合でもホルモンの作用で子宮内膜が厚くなり、一定の厚さになると自然に剥がれて出血が起こります。出血は見た目が通常の生理とほとんど変わらず「月経様出血」と呼ばれます。
本人が無排卵に気づかない場合もあり、検査の結果、無排卵と判明するケースも多いです。「生理が来ているから大丈夫」と思い込まず、妊娠を希望している方や生理に変化を感じた方は、早めに婦人科を受診しましょう。
無排卵月経でも妊娠はできる?
無排卵月経の状態では排卵が起きていないため妊娠はできませんが、治療によって排卵を回復させれば妊娠の可能性は十分にあります。ホルモン療法や排卵誘発剤などの治療によって排卵を促し、妊娠を目指すことが可能です。多嚢胞性卵巣症候群による無排卵が原因の場合、排卵誘発剤によって妊娠に至ったケースは多く報告されています。
無排卵月経は治療で改善が期待できる症状です。妊娠を望む場合は、自己判断せず、できるだけ早く専門の医療機関で診断と治療を受けることが大切です。
何科を受診すればいいの?
無排卵月経が疑われる場合は、「婦人科」または「産婦人科」を受診しましょう。無排卵月経はホルモンバランスや排卵機能に関わる症状であるため、女性の生理周期や妊娠を専門に扱う婦人科が適しています。不妊が気になる場合は、不妊治療を専門とするクリニックを選ぶとより的確なサポートが受けられる可能性があります。
生理周期が不規則になったり、出血量がいつもと違ったりする場合は、婦人科で血液検査や超音波検査を受けましょう。体の変化に気づいたときが受診のタイミングです。無理に自己判断せず、専門医に相談することで早期発見と適切な治療につながります。
無排卵月経を放置するとどうなるの?
無排卵月経を放置すると、不妊症や子宮体がん、骨粗鬆症などのリスクが高まる可能性があります。排卵が起こらない状態で出血が続くと、ホルモンバランスが乱れたままとなり、子宮内膜の異常増殖やエストロゲン不足による骨密度の低下が起こりやすくなります。
数年にわたり無排卵状態を放置した結果、子宮体がんが進行してしまうケースも報告されています。自覚症状がほとんどなくても、無排卵月経は軽視せず、気になる点があれば早めに医療機関を受診することが大切です。
無排卵月経は自然に治ることはある?
一部のケースでは、生活習慣の改善によって自然に排卵が回復することもあります。ストレスの軽減や無理なダイエットの見直し、十分な睡眠の確保などが回復につながる場合があります。ホルモン異常や疾患が原因である場合は、自然に改善することは難しく、適切な医療による治療が必要です。
自然回復を期待して自己判断するのではなく、専門医の診断を受け、必要に応じた対策を行うことが重要です。
排卵誘発剤には副作用がある?
排卵誘発剤はホルモンに働きかける薬であるため、副作用が起こる可能性がありますが、ほとんどの場合は軽度とされます。よく見られる症状は、頭痛や吐き気、腹部の張り、乳房の痛みなどです。まれに「卵巣過剰刺激症候群(OHSS)」と呼ばれる、卵巣が腫れる症状が現れることもあります。
クロミフェンなどの内服薬では軽い副作用で済むことが多いですが、注射薬を用いる場合はリスクがやや高くなるため、医師が慎重に投与量を調整します。体調に変化を感じた際はすぐに医師へ報告することで、早期に適切な対応を受けることができます。副作用に不安がある場合は、事前に医師と相談しておくと安心です。
無排卵月経のセルフチェックはできる?
自宅で簡単に行えるセルフチェック方法として「基礎体温の記録」があります。あくまで目安であり、確定診断には医師による検査が必要です。無排卵月経の特徴の一つとして、基礎体温が一相性になることが挙げられます。毎朝同じ時間に起床直後の体温を測定し、記録していくことで排卵の有無をおおまかに予測できます。
体温はストレス・睡眠不足・体調変化などでも変動するため、基礎体温のみで無排卵の判断はできません。基礎体温の記録はあくまで「気づきのきっかけ」として活用し、周期の乱れや妊娠希望がある場合は、早めに婦人科で検査を受けましょう。
まとめ
無排卵月経は自覚しにくいとされるため、気づかずに放置すると不妊症や子宮体がん、骨粗鬆症などのリスクが高まる可能性があります。原因としては、生活習慣の乱れに加え、多嚢胞性卵巣症候群や早発卵巣不全、ホルモンバランスの異常など、さまざまな要因が関与しています。
診断には、基礎体温の記録や血液検査、超音波検査などが用いられ、総合的に判断されます。治療方法としては、生活習慣の見直しやホルモン療法、漢方薬の使用などがあり、個々の症状や希望に応じて適切なアプローチが選ばれます。妊娠を望むケースでは、排卵誘発剤を用いた治療が行われる場合があります。
少しでも気になる症状がある方は、早めに産婦人科や婦人科を受診し、必要な検査と治療を受けることが大切です。
参考文献
- Kimihiro Nishino, Yuri Niwa, Teruyuki Mizutani, Ken Shimizu, Kazumasa Hayashi, Jyunya Chaya, Noriko Kato, Osamu Yamamuro.Endometrioid endometrial carcinoma indirectly caused by pituitary prolactinoma: a case report.Case Rep Oncol,2013,6,1,p.25-30
- Andreas A Vyrides, Essam El Mahdi, Konstantinos Giannakou.Ovulation induction techniques in women with polycystic ovary syndrome.Front Med (Lausanne),2022,9,,p.982230
