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すぐ妊娠出来る人の特徴と妊娠しやすい体づくりに役立つ生活習慣

[2025.11.26]

赤ちゃんを望む方にとって、新たな命を授かることは大きな幸せですが、妊娠はさまざまな要素が絡み合う繊細なプロセスです。「すぐに妊娠できる」と断言できる明確なルールはありません。

本記事では、妊娠しやすいとされる人の特徴や、妊娠に向けた体づくりのための生活習慣、妊活の成功率を高めるための実践的なアプローチを紹介します。医師の視点と最新の研究データをもとに、妊活を前向きに進めるためのヒントをわかりやすく解説します。

橋本駅南口から徒歩1分の長谷川レディースクリニックでは、生理不順やPMS(月経前症候群)など、女性特有の症状に関するご相談に加え、男性不妊に関する検査・治療にも対応しています。経験豊富な専門医が、一人ひとりのお悩みに寄り添いながら、適切な医療サポートを提供いたします。

また当院では、神奈川県相模原市・淵野辺駅から徒歩2分のソフィアレディスクリニックと連携し、婦人科および不妊治療においてスムーズな連携体制を構築しています。検査結果や治療方針の共有により、患者さまにとって安心かつ効率的な診療環境をご提供いたします。

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すぐ妊娠出来る人の特徴5選

すぐに妊娠できるとされる人の特徴は以下の5つです。

  • 規則的な月経周期
  • 適正なBMIの維持
  • 健康的な食生活
  • 適度な運動習慣
  • ストレスの少ない環境

規則的な月経周期

妊娠しやすい体の特徴として、月経周期が安定していることが挙げられます。理想的な月経周期は25〜38日とされており、範囲内であれば排卵が規則的に行われている可能性が高いと考えられます。月経が不規則な場合には排卵日を予測しにくく、妊娠のタイミングを見極めるのが困難になります

周期の乱れが大きい場合には、早めに婦人科を受診し、医師のアドバイスを受けることが大切です。

適正なBMIの維持

BMI(体格指数)は、身長と体重をもとに算出される指標で、健康状態を把握する一つの指標とされています。妊娠しやすい体づくりには、BMIが18.5~25未満の「適正体重」とされる範囲内であることが理想的です。BMIの基準はWHO(世界保健機関)でも推奨されており、ホルモンバランスを整えるうえでも重要な指標です。

BMIが高すぎても低すぎても、排卵に影響を及ぼし、妊娠しにくくなる可能性があります。適正な体重を維持することは、妊娠中の合併症リスクの軽減にもつながります。

健康的な食生活

妊娠に向けた体質改善のためには、栄養バランスの良い食生活が不可欠です。妊娠の準備に重要な栄養素である葉酸・鉄分・タンパク質・ビタミンDなどを積極的に取り入れることが推奨されます。加工食品やインスタント食品、糖分の多い飲食物の摂りすぎは控えてください。

新鮮な野菜や果物、良質なタンパク質を含む食品を中心にした食事を心がけましょう。妊娠前から栄養バランスの良い食生活を意識することで、胎児の発育のサポートにつながるだけでなく、母体の健康管理にも大切です。

適度な運動習慣

適度な運動は、血行を促進し、ホルモンバランスの維持につながるとされています。ウォーキングやストレッチ、ヨガなどの軽めの運動は、心身のリフレッシュにもつながります。マラソンのような激しい運動や、体に過度な負荷をかける運動は、逆にホルモンバランスを乱す可能性があるため注意が必要です。

ストレスの少ない環境

ストレスは自律神経やホルモン分泌を司る脳の部位に影響を及ぼし、排卵障害や月経不順などの原因になることがあります。ホルモンの調節を行う視床下部や下垂体がストレスによって乱されると、卵巣の働きにも悪影響を与える可能性があります。

意識的にリラックスできる時間を確保したり、自分の好きなことに没頭できる趣味を持ったりすることは、ストレスを軽減するうえで大切です。睡眠の質を高めることも心身の回復に欠かせません。規則正しい生活と心の安定が、妊娠しやすい体づくりにつながります。

妊娠しやすい体づくりに役立つ生活習慣6つ

妊娠しやすい体質づくりについて、以下の6つの習慣をご紹介します。

  • バランスの良い食事を摂取する
  • 適度な運動を日常に取り入れる
  • 質の高い睡眠を確保する
  • ストレスを上手にコントロールする
  • 禁煙・禁酒を徹底する

バランスの良い食事を摂取する

栄養バランスの良い食事は、ホルモンバランスを安定させ、子宮内膜の状態を整えるなど、妊娠しやすい体づくりに影響を与えるとされています。意識して摂取したい栄養素は、以下が挙げられます。

栄養素

役割・働き

主な食品

摂取のポイント

葉酸

細胞分裂に必要不可欠で、妊娠初期の胎児の神経管閉鎖障害リスクを軽減

ほうれん草、ブロッコリー、イチゴなど

妊娠前からの摂取が推奨

鉄分

ヘモグロビン生成に関与し、妊娠中の増加する血液量に対応

レバー、ひじき、小松菜など

ビタミンCを含む食品と一緒に摂ると吸収率UP

タンパク質

胎児の体の組織を作る材料

肉、魚、卵、豆腐などの大豆製品

良質なタンパク質をバランス良く摂取

ビタミンD

カルシウムの吸収を助け、骨形成・免疫機能に関与

鮭、サンマ、キノコ類、卵など

日光を浴びることで体内合成も可能

近年では、オリーブオイルや魚、野菜・豆類などの地中海式食事法が妊娠率や出産率の向上に関連しているという研究も報告されています。

適度な運動を日常に取り入れる

ウォーキングやヨガ、軽めのジョギングなど、無理のない運動を継続することで、ストレスの緩和や自律神経の安定につながるとされています。ウォーキングは手軽に始められ、血行を促進することで、基礎代謝の向上が期待されます。目安としては1日30分程度を意識し、自分のペースで続けることが大切です。

質の高い睡眠を確保する

十分な睡眠は、心身の健康維持だけでなく、ホルモンバランスの調整にも深く関わっています。成長ホルモンの分泌は睡眠中に活発になるため、毎晩7時間以上の良質な睡眠を確保することが理想的です。

寝る前のカフェイン摂取や、スマートフォン・パソコンの長時間使用は、睡眠の質を下げる原因になるため、控えましょう。眠る前はリラックスできる環境を整え、安らぎの時間を持つことがポイントです。

ストレスを上手にコントロールする

ストレスはホルモンバランスに影響を及ぼすため、妊活中にはストレス対策が重要です。アロマの香りでリラックスしたり、ぬるめのお湯にゆっくり浸かったりするなど、心と体を整える時間を意識的に取りましょう。趣味に没頭する、友人と会話を楽しむなど、自分が「心地よい」と感じる時間を持つことも、ストレス軽減につながります。

禁煙・禁酒を徹底する

喫煙は卵子の質を低下させるだけでなく、妊娠率の低下や流産・早産・低出生体重児などのリスクを高める要因です。妊娠を望む段階から禁煙を徹底することが重要です。過度の飲酒も妊娠に悪影響を与える可能性があり、胎児性アルコール症候群のリスクも懸念されます。妊娠中だけでなく、妊娠を希望する段階でも禁酒が推奨されます。

冷え性を改善する

血行不良によって子宮や卵巣の働きを妨げる可能性があります。冷え性により、ホルモンバランスが乱れたり、妊娠に必要な臓器の機能が低下したりする可能性もあります。妊娠を希望する場合は、体を内側から温めることが大切です。日常生活では、以下の工夫を取り入れましょう。

  • 温かい飲み物を積極的に飲む(白湯や生姜湯、ノンカフェインのハーブティーなど)
  • 生野菜や冷たい飲食物を控えめにし、温かい料理を中心にする
  • ぬるめのお湯にゆっくりと浸かって、体を芯から温める
  • 足元を冷やさないよう、靴下やレッグウォーマーを活用する
  • 適度な運動で血流を促進し、基礎代謝を高める

日々の積み重ねが、体の巡りを整え、妊娠しやすい体質への土台を築きます。冷えを感じやすい人は、自分の生活習慣を見直しながら、体を冷やさない工夫を習慣にしましょう。

妊娠しやすい体を目指すために意識したい3つのポイント

妊娠しやすい体づくりに向けて、意識したい3つのポイントをご紹介します。

  • 基礎体温を測って排卵日を把握する
  • 排卵日前後にタイミングをとる
  • 妊活が長引く場合は、専門医への相談を検討する

基礎体温を測って排卵日を把握する

基礎体温とは、朝目覚めてすぐ、体を動かす前の安静な状態で測る体温です。基礎体温を記録することで、ホルモンバランスの変化や排卵のタイミングを把握しやすくなります。妊活においては、自分の体のリズムを知ることが重要です。

基礎体温は「低温期」と「高温期」の2つに分けられます。低温期から高温期に移行するタイミングが、排卵の目安です。排卵後には体温が高くなる傾向のため、日々の記録を続けることで、次回の排卵日を大まかに予測できるとされています。

最近では、専用の基礎体温計を使えば、短時間で正確に測定できます。スマートフォンのアプリを使用することで、排卵のパターンを視覚的に把握できます。毎日同じ時間帯に測ることが、正確なデータを得るポイントです。

排卵日前後にタイミングをとる

排卵日は、生理開始日から数えて約14日目とされていますが、個人差があり、体調やストレスなどによって前後する可能性があります。基礎体温の記録などを活用して、自分の排卵周期を把握することが大切です。妊娠しやすいタイミングは、排卵日の2〜3日前から排卵当日までの期間とされています。

排卵日前後に性交の回数を増やすことで、妊娠の確率を高めることが期待できます。タイミングを意識しすぎてプレッシャーになってしまうと、ストレスが妊娠を遠ざけてしまう可能性もあります。パートナーとの自然なコミュニケーションを大切にし、心身ともにリラックスした状態で過ごすことが大切です。

妊活が長引く場合は、専門医への相談を検討する

妊活を始めて1年以上が経過しても妊娠に至らない場合は、不妊症の可能性があります。不妊の原因はさまざまで、女性だけでなく男性にも要因がある場合があります。女性と男性の不妊の原因は以下のとおりです。

  • 女性:排卵障害・卵管の閉塞・子宮内膜症・子宮筋腫など
  • 男性:乏精子症や精子無力症など

不妊に関する検査や治療は、産婦人科または不妊専門のクリニックで実施しています。検査項目は、ホルモン値の測定や卵管造影検査、精液検査などがあります。治療法はタイミング法や人工授精、体外受精(IVF)など、状態に応じたさまざまな選択肢が検討されます。

AMH(抗ミュラー管ホルモン)などの卵巣予備能マーカーが、必ずしも将来的な妊娠の可能性を正確に予測するとは限らないという報告もあります。検査結果だけにとらわれず、医師と十分に話し合いながら、前向きに治療を進めていくことが重要です。

まとめ

妊娠しやすい人の特徴には、適度な運動習慣やバランスの良い食生活、ストレスの少ない生活などが挙げられます。基礎体温の記録で排卵日を把握し、タイミングを見ながら無理のないペースで妊活を進めることが大切です。妊活が思うように進まない場合は、早めに専門医に相談することで、適切なアドバイスや治療を受けられる可能性があります。

焦らず、自分に合った方法で前向きに取り組みましょう。

参考文献

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